クモ膜下出血闘病記
発症編その2
さて、家に帰りごろごろとすごしていた主。
昼の「笑っていいとも!」はなんとな~く観て終わりました。
14時前に、ベラさんから電話が入りました。
「『笑っていいとも!』観た?」
「いや~たいして観てないよ。客席も映ってないでしょ。」
「そっか~。これからカラオケに行ってくるからね。」
「はいよ、気をつけて。」
これが、元気なベラさんとの最後の会話となるとは、思いも寄りませんでした。
もっと話すこともあったのに。気をつけてね、の他にもいうことがあったろうに、といろいろ悔いることがありますが、今となっては過去のことです。
交通事故や、脳卒中で突然の別れとなったときは、このような後悔だけが残されてしまうのかもしれません。
幸いにもベラさんは一命をとりとめたので、話ができるようにはなったのですが・・・。
その後、主はビールなんぞ飲みながら一眠りとなりました。
数時間後、かかってきた電話は、ベラさんからではなく、カラオケに一緒に行ったベラさんの知人からでした。
続く・・・