クモ膜下出血闘病記
回復期リハビリ編初回その2
病院に到着して母と一緒に帰り支度をします。
時間は朝8時過ぎ。看護師さんが次々と出勤してきます。そんな中、いよいよ退院となるのでした。
主治医Drや担当をしてくださった看護師さんに見送られて出発。
首都高から東名にのり、一路向かいました。ベラさんは助手席を倒して閉眼しています。港北PAで一休みして病院へ。10時前に到着した時は雨が降っていました。
入院の手続きをしたりで忙しく動き回りますが、本人は車椅子に乗ってじっとしています。
しばらくして、医師との面談のため部屋へ呼ばれました。
副院長と他に医師や看護師がいる中で患者との面談となります。
医師は、もといた病院のサマリーを読んで、「これじゃよくわからないな。」と不満げなご様子。
そこで、ベラさんに「好きな食べ物ってなに?」と質問されました。ベラさんは「塩」と返答。
「え??」と医師は目を丸くして他の職員と顔を見合わせています。
その後いくつか問いかけがあり、ベラさんの後頭部を触ったりして終了しまして、いよいよ病室へ。
病室は6人部屋で、収納も少なめでした。6人部屋って、今時なかなか見ませんよね。
ちなみに、建物等はかなり古かったため、数年後に組織の統廃合があり、その病院自体はなくなっています。
とにもかくにも転院も無事に済み、ベラさんは不安げな表情でしたが、主たちは帰路に着きました。
新たなステップに踏み出したわけですが・・・。
続く・・・。